オススメのカポ!

……というわけではありませんが、使用カポについて少し。

使用するカポによっても音は変わります。
多少ですけどね(笑)
弾き手としては感じ取れるけど、聴き手側に回ったら感じ取れないくらいな微妙な差だと思います。

様々な形式のカポがありますので使用感も含め自分なりにですが。

目次
 ▶Thalia
 ▶Swiff
 ▶Shubb

Thalia

Thalia Capo
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比較的高価で木材や貝などがあしらわれているラグジュアリーなカポ。
ベース部分の金属部のカラーも複数種。

装着が簡単で、また指板のアールに合ったパッドを選んで付け替えられるようになっています。
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7種類のアールがそれぞれ2種類の素材で用意されており、計14個のパッドが付属。

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パッドの付け替えも容易です。

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重量はカポの中では最重量の部類かと(使用されている素材が様々なので個体で多少重量は違ってきます)。

重量があることもあってか、音はややしっとりした傾向になると思います。
1音1音聴かせたいような曲調に向いているかなというのが個人的解釈。

ウィークポイントはパッドを付け替えできるようにしている裏返しでもあると思うのですが、指板面からの高さがあるので、カポを付けた状態での1フレットにあたるポジションを押弦するその仕方によっては押弦の邪魔になるという点。よって曲によって向き不向きが出てくる場合も。


Swiff

Swiff K8 Guitar Capo
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1,000円程のカポです。
値段の割に安っぽさは感じないので試しに買ってみた物。

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そこそこ重量級。

重量があるので音はThaliaと同傾向でしっとりした傾向。
Thaliaとは違い、指板のアールに合わせてセッティングを変えるとかはできませんが、基本的なほとんどのギターには問題ないでしょう。
扱いやすいです。

ウィークポイントはチョーキングには適しません。弦がそのまま横滑りしてベンドされた状態で弦が留まっちゃうので(笑)
まぁアコースティックではそんなにチョーキングすることはないかとは思いますが。


Shubb

Shubb Fine Tune Capo
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Shubbの両端を固定するタイプ。
両端が固定されますので1弦側も6弦側も均等に力が掛かるという物。
幅が2タイプラインナップされており、F1とF3とあり、僕は幅の広いF3を使用。

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重量は軽量な部類。

軽量なこともあり音はすっきりした傾向かと思います。
ややブライトよりとも言えるかもしれません。
力の掛かり方も均等なためかセットしてからのチューニングも必要最低限で済む場合が多いかなと思います。

ElliottやG7th、D'Addarioなどにも似た構造のカポはありますが、個人的にこれを選んだのは両端にネックが金属部とこすれないようにゴム素材が配されているため。

特に気になるウィークポイントはありません。
ある程度しなるのでどんな指板のアールにも適応すると思います。


Shubb C-1
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超定番のShubbのカポ。Shubbと言ったらこれをイメージする方も多いのではないでしょうか。
プロのミュージシャンも使用者が多いので「これでいいや」と思って特に何も考えず買った個人的初めてのカポです。
バリエーションが色々ありC-1BとかL-1などもありますがパッと見でわからないのです。マイナーチェンジとかもあったような気がするし。

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標準的、もしくは標準よりやや軽めかなという重量。

定番ですので、アコースティックギターであればたいていの物に適応するはず。
自分の中で標準となっているので音についても標準という印象。

ウィークポイントというほどのことはないですが、先のFine Tune Capoのようにしなりはないのでどんなアールの指板にもジャストフィット!とはいかないと思います。

ちなみにモデル名についている数字の1は鉄弦用。2になるとナイロン弦用になります。