珍しくエレキを試奏。
Fenderの限定モデルのストラトです。

fenderraritiesstratocaster
(画像はイシバシ楽器さんより拝借)

アメリカ製のFender。
トップにフレイムメイプル、バックがアルダー。
そして何よりこのモデルの1番の特徴と言えるのはローズウッドネックであることでしょう。
そこに更に指板が張りメイプルなのも珍しい。
ピックアップ配列はS-S-HでシングルコイルはPure Vintage ‘65 Gray-Bottom Single-Coil Strat。
ボリュームノブについたPush-PushのS-1スイッチにてリアのハムはコイルタップが可能。

まぁいつもエレキについて書く時に言い訳がましく書いてますが、出音はアンプとかでも変わっちゃうのでギター本体由来の部分に着目できてるかは正直自信がないです。
音の核の部分はやはりギターによるんでしょうけどね。

で、こちら、1番に感じたのは"便利そう"ということ。
各ピックアップのバランスがいいと感じます。
ハムからシングルに切り替えても音量バランスが取れていて滑らか。
あとシングルがクリーンでも歪ませてもいい表情を見せてくれると感じました。
クリーンで煌めかせたいと思えばできるし、歪ませたならハムに負けじと機能する。

あえてマイナス点を挙げるとするなら、前述の点と重なりますが、歪ませた時にシングルもハムもあまり大差ない音色になるような印象だった点。
これはでも使う人によってはメリットにもなり得る点かなとも思います。

ローズネックが効いているのか音は全体的に滑らかというか伸びやかにプレイできます。
ローズの表面にメイプルを貼ってる見た目は微妙に個人的好みではありませんが(エボニーとかだと良かった)、全体の色味的にはアクセントとしての白っぽいメイプルなのかな?

S-S-H配列のストラトに特に便利さを求める方には特にお奨めできるギターのように思いました。
個人的にもちょっと惹かれる部分は大いにありました。